【ジャーメ・ジャム紙水曜日付録タペシュ5面:レイラー・ホセインザーデ】女性は家庭における愛情と忠実のシンボルである。しかし、時にいくつかの要因が重なって、「裏切り」が生じることもある。この問題は、男性の側が女性たちの要求の一つ、もしくはその総体に対して、十分に注意を払わないことに起因する。
多くの女性は、たとえ夫が彼女たちの様々な要求に応えなくとも、生来の恥じらいや慎み深さによって、現状に我慢して折り合いを付けるものだ。あるいは状況が彼女たちにとって耐えがたいものである場合、最後の解決手段として、離婚に目を向けることもある。しかし、夫の無関心に直面すると、他の男のもとに行ってしまう女性も、少数ながら存在する。夫への裏切りと、家庭という名の世界の崩壊が起こるのは、まさにこのときなのである。
以下に紹介するアリーレザーとヴァヒードは、妻に裏切られた二人の男性である。
「Viberによって私の生活は崩壊」
アリーレザー(33歳)が妻の不貞に気がついたのは、数ヵ月前のことだった。事の発端は、彼が妻の携帯電話のインターネット機能を起動させたことだった。彼はテヘラン家庭裁判所の相談員に、次のように語っている。
その日、妻は料理にかかりっきりでした。偶然、私は妻の電話を手に取り、Viberを見てみました。リストを開くと、数人の見知らぬ男の名前を見つけ、息ができなくなりました。一つずつ全てを開き、〔メッセージの内容を〕読みました。そこで見たものは、私にとって信じがたいものでした。なんと妻は、様々な地方の男たちとインターネット上で交際し、そのうちの一人とは、テヘランに来た時に一緒に映画を観に行く約束までしていたのです。
私はびっくりして、顔面蒼白状態で、妻に説明を求めました。最初、妻は否定しましたが、「男と映画を観に行くことになっているんじゃないのか」と詰問したところ、妻は青ざめ、泣き崩れました。彼女が言うには、全てはEメールとチャットで始まり、ついには会う約束までしてしまったとのことでした。この出来事のあと、私は妻と離婚することに決めました。
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( 翻訳者:8412101 )
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