日本:政府は人質処刑を強く非難
2015年01月25日付 al-Hayat 紙

■日本政府はテロへの屈服を拒否

【東京、マドリード:ロイター、AFP】

日本は、インターネット上に投稿された動画を強く非難した。この動画では、シリアで「イスラーム国」(ダーイシュ)に拘束されている後藤健二さんが、もう1人の日本人人質である湯川遥菜さんが処刑されたと述べている。新たな動画の投稿は、人質2人の解放のために日本政府が2億ドルの身代金を払うようダーイシュによって設定されていた72時間の猶予期間が過ぎたのを受けたもので、この金額は、ダーイシュと戦っている国々に対し、2週間前に日本政府が供与を約束した額と同額である。

菅義偉内閣官房長官は、「新たに投稿されたと見られるこの動画は、人質の湯川さんが許し難く卑劣な行為によって処刑されたであろうことを示している。我々は、もう1人の人質の後藤健二さんを直ちに無傷で解放するよう強く要求するとともに、断固とした対応をとると約束する」と述べたが、その詳細には明言しなかった。

(後略)

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( 翻訳者:増田まい )
( 記事ID:36703 )