銀行口座に100万リラ(約4820万円)以上の預金がある人の数が、2014年は前年にくらべ1万364人増え、7万7210人となった。
2014年の、銀行口座に100万リラ以上の預金があるトルコの個人および法人格の数は、前年に比べ1万364増加し7万7210となった。銀行業調整・監査委員会(BDDK)の発表によれば、昨年、銀行取引部門は246億6500万リラ(約1兆1889億円)の収益を上げて1年を終え、合計預金額は1兆530億リラ(約73兆7519億円)に達した。
この預金総額の約62%に相当する6504億リラ(31兆3518億円)はトルコリラを預金する口座が占めた。昨年末以降、100万リラ以上の残高がある口座の預金総額は、全トルコリラの預金総額の46%を占めた。100万リラ以上の預金者数は昨年に比べると11%の増加をみせており、彼らが2980億リラの預金を占めるに至っている。
なおこれに、残高5万~25万リラの口座の合計額である1420億リラ、残高25万~100リラの口座の合計額である1040億リラ、残高1万リラから5万リラの口座の合計額である740億リラ、残高1万リラ以下の口座の合計額である320億リラが続いている。
■14%増加
預金者数の観点で評価した場合、全国の預金名義数は1年で2%増加し、5923万8929件となった。預金者総数における、口座残高1万リラ以下の個人、および法人の数は5628万8177件である。100万リラ以上の預金をもつ国内の預金者数は2013~2014年の期間で約15.5%増加し、7万 7210件に増加した。
最終的に、この1年間で「ミリオネア」の数は1万364件となり、拡大をみせている。上記期間内に、個人のミリオネア口座を合計した預金総額も14%増大し、昨年の774億リラから885億リラとなった。
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( 翻訳者:原田星来 )
( 記事ID:36783 )