‪洋式トイレ購入をめぐるケンカの末、離婚を請求‬
2015年01月19日付 Mardomsalari 紙

 洋式トイレの購入をめぐるケンカが原因で、若いカップルが家庭裁判所を訪れた。‬

‪ 記者クラブが伝えたところによると、少し前のこと、ある若い夫婦が家庭裁判所を訪れ、離婚を願い出た。若い男性はその理由について、判事に次のように述べた。「結婚して1年になります。しかしこの間、いつもケンカしてばかりです。今も、洋式トイレをめぐるケンカのせいで、離婚のために裁判所に来なければなりませんでした」。‬

‪ 彼はさらに、次のように続けた。‬

判事さん、この女は自分がいまだに父親の家に住んでいるかのように考えています。命じるだけで、私がそれを実行するとでも思っているのです。私は妻の言ったことなら何でもする、といったメンタリティーの持ち主ではありません。‬

‪彼女は毎日、問題をみつけてはケンカをおっ始めます。最近も、家に洋式トイレがないということをめぐって、私たちはケンカをしました。パリーナーズによれば、いまだにイラン式の便所を使っているような家では暮らせないというのです。妻のケンカには終わりがないかのようです。‬

‪こういうわけで、私たちはもう、互いに我慢できなくなりました。パリーナーズも〔結婚前に婚姻契約で設定した、離婚の際に夫が妻に支払うべき〕婚資金すべてを放棄して、別れることを決断しました。私はもう、この女が私の生活にいることに耐えられません。
 ‬
‪ 若い女性も、判事に次のように述べた。‬

夫と知り合って1年になります。私とサイードは互いに愛し合い、結婚を決意しました。プロポーズの日、サイードの提案で、私の生まれた年に合わせて、ピンク色のバラ1364本と、「自由の春」金貨1364枚を〔婚資金として〕設定しました〔※パリーナーズはイラン暦1364年、西暦で1985/6年生まれ、ということ〕。‬

‪ところが結婚後、新たに分かったのは、サイードとは一つ屋根の下で暮らすことはまったく不可能だ、ということでした。彼はいつもケンカを始めます。彼は私の要求に、まったく耳を貸してはくれません。私は夫に、ささやかな要求をしているだけです。私は洋式トイレを家に設置するよう求めています。この要求は、決して過大なものではありませんでした。ところが彼は、このようなケンカを始めてしまったのです。‬

‪私は1364枚の金貨と1364本のバラという婚資金によって、世界で最も幸せな女になったと思っていました。でもそうではなかったようです。

‪ 裁判の終盤、裁判官は彼らに離婚を思いとどまるよう試みたが、夫婦が〔離婚に〕固執したのをみて、本件の審理を次回に委ねた。‬

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( 翻訳者:8411145 )
( 記事ID:36806 )