■軍の侵攻後、ベンガジで自爆テロ
【ベンガジ、ニューヨーク:本紙、AFP】
昨日(6日)、ベンガジ(リビア東部)において、自動車爆弾を使用した自爆テロが発生し、男性と男児それぞれ1名が死亡、20名が負傷した。負傷者の多くが重傷である。同自爆テロは、去る48時間の間に、ハリーファ・ハフタル少将が指揮をとる「リビア国民軍」が侵攻を達成し、ベンガジ港と市の中心地及び周辺地域に支配を拡大した後、行われた。
テロリストは、ライシー区のヒジャーズ通りに駐屯していた軍に向かって爆弾が仕掛けられた車を運転してきたが、それに気づいた兵士が車に向けて発砲したことにより爆発が引き起こされた、とベンガジの治安情報筋は伝えた。
ヒジャーズ通りは、ライシー地区とシュハダー地区(以前のファーティフ地区)をつないでいる。
ハフタル軍は木曜日、ベンガジ港を解放し、業者が商品を出荷できるようにした一方で、「革命シューラー評議会」ならびに彼らと同盟を結ぶイスラーム過激派残党の浄化を継続した。「シューラー評議会」情報筋は、3名の戦闘員を失ったことを認め、また、ハフタル軍侵攻の情報が正しいことを確認した。
本紙情報筋は、ハフタル軍が昨日、リサーマ(「ラス・ミンカール(くちばしの先端)」島から(ベンガジ港)島にいたるまで、(港湾内の)海をまたぎ、支配を拡大したことを伝えた。
一方、リビアの上級外交官は国内で「ダーイシュ(イスラーム国)」が勢力を拡大していることを警戒しており、国際社会に対して、注意喚起を呼びかけている。
(後略)
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( 翻訳者:山名結子 )
( 記事ID:36841 )