家族内で起きる悲痛な犯罪
尊属殺人犯の多くは覚せい剤を使用したことが原因で、〔家族の者の行動に〕猜疑心を抱くなどして、恐ろしい犯行に手を染める。ここ数年、私たちは悲痛極まりない犯罪の数々を尊属殺人の分野で目の当たりにしてきた。こうした犯罪者の大部分は男であり、ナイフを用いて人を殺めている。彼らが狂気に陥ったとき、年老いているか、若者であるか、あるいは子供であるかは、彼らには関係ない。父母から配偶者、そして自分の子供までをも、殺害の対象とするのである。
犯行後の自殺
昨年のデイ月下旬〔※西暦で2014年1月中旬ごろ〕、ケルマーンシャーのとある通り沿いの住民が早朝の7時に、隣人の家から銃声が聞こえたと110番警察緊急センターに通報した。数分後、警察官らが現場に到着し、〔‥‥〕ドアを壊して銃声のあった家に入った。警察官らの目に飛び込んできたのは5人の遺体で、彼らは状況を警察〔の捜査官ら〕に伝えた。
警察〔の捜査官ら〕が殺害現場に到着して分かったのは、5人全員が銃撃によって死亡していたことだった。凶器はある遺体の近くにあり、銃弾が極めて近い距離から彼に発射されたことを、さまざまな証拠は示していた。このことから、この人物が自殺したことが分かった。捜査官らが捜査の過程で明らかにしたことによると、殺害されていたのは母親と彼女の4人の息子であり、そのうちの1人が家族のメンバーらを次々と殺害した後、自らの命を絶ったとのことである。
また、警察の捜査が明らかにしたのは、この殺害犯はしばらく前から精神的な障害にひどく苦しめられ、自分の家族との間で不和を生じさせていたことである。こうして、家族の者を次々と殺害したこの大量殺人事件の動機が明らかにされ、遺体は法医学の下に搬送されたのであった。
つづきはこちら
関連記事(エフテハーリー議員「衛星放送は離婚と尊属殺人を生む大きな要因となっている」)
( 翻訳者:8412105 )
( 記事ID:36909 )