「イラン人最年少父親」を激写
2015年02月04日付 Iran 紙


 「イラン人最年少父親」の名をほしいままにしている13歳のベフザードが17歳のいとこと結婚したのは、昨年のことだった。彼は今、一児(男の子)の父親である。

 「イラン人最年少父親」が母親の愛を失ったのは、2歳の頃だった。母親が去った後、彼は父親、義母、そして異母兄弟・姉妹のもとで暮らした。

 この10代の男性は文化的・経済的貧困と家庭問題が原因で、学校に通うことができず、現在文字を読むことができない。また、歳も若く、体つきも弱々しいため、誰からも仕事がもらえない状態にある。彼と彼の家族は、多くの苦難・困難と格闘しているのだ。

 この10代の夫婦には、テレビなどの娯楽用品もなければ、暖房器具のような生活必需品もない。そのような状況で、彼らはケルマーン市郊外の貧民層が住む地区の駐車場に、妻のゼイナブの母親と兄弟姉妹と一緒に、冬の耐えがたい寒さの中、厳しい生活を送っている。

Tweet
シェア


関連記事(進む貧困の「女性化」)
関連記事(ワーキング・チルドレンらの間で麻薬中毒者が増加中:当局が警告)
原文をPDFファイルで見る

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:8411145 )
( 記事ID:36975 )