スター紙が今日(20日)報じたニュースで、エムレ・ウスル氏が管理する@fuatavni_fというアカウントと共和人民党(CHP)のウムト・オラン氏や@saslojalというアカウント名の利用者との間で交わされたメッセージにより明らかとなったと言われる「シュメイイェ・エルドアン女史暗殺計画」の真偽について、アンカラの共和国検察庁が動き始めた。
アンカラの共和国検察庁は、スター紙とアクシャム紙が報じた「レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領の娘であるシュメイイェ・エルドアン女史の暗殺を企てた」という主張を受けて捜査を開始した。
検察庁が記事の警告を受け入れ職権を用いて始めたこの捜査は、対憲法秩序犯罪局によって進められる。
■2紙で報道された
スター並びにアクシャム紙は、エルドアン大統領の娘であるシュメイイェ・エルドアン女史に対する暗殺計画が進められていると報じた。
2紙が一面で報じたこの記事で主張された内容によると、「諜報局の一部の人間が発信した2015年1月30日付けのメッセージで、エルドアン大統領の娘であるシュメイイェ・エルドアン女史に対する暗殺計画が明らかとなった。このメッセージによると、並行する6月7日総選挙の前にエルドアン大統領を表舞台から遠ざけるため、シュメイイェ・エルドアン女史を暗殺する計画が上がった」という。
■検察庁による発表
アンカラの共和国検察庁は、「レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領の、自身や家族が脅かされているとされる発言、並びにこのニュースが報道機関により継続的に供給される形で様々に報道されていることを受け、われわれは職権を用いて捜査を開始した」と伝えた。
検察庁が出した書面による発表では、以下のように述べられた。「レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領のご息女やご家族が脅威にさらされているという発言、並びにこのニュースが報道機関により継続的に供給される形で様々に報じられていることを受け、アンカラ県共和国検察庁はこのニュースの警告を受け入れるとともに職権を用いて捜査を開始した。」
「この捜査は、対憲法秩序犯罪局によって進められ、その進捗状況で必要とみなされれば世論に情報を提供する予定である。」
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( 翻訳者:指宿美穂 )
( 記事ID:36984 )