祖国党のアフメト・オザル党首は祖国党と権利公正党を、「権利公正祖国党」の名の下に合併することを発表した。
オザル党首はメルスィン県で殺された女子大生、オズゲジャン・アスランさんと遺族に哀悼の意を表し、女性に対する暴力の現状は、トルコに似つかわしいものではないと述べた。また、トルコ大国民議会の総会で起きた喧嘩の際、男性議員が女性議員を攻撃したことに言及し、「女性への暴力を話題にする一方、これが国会で起こるということは、極めて残念で、馬鹿げたことである。何があったとしても、議会で女性に手をあげることはまったくもって適切ではない」と発言した。
オザル党首は権利公正党のオズチュルク党首とともにスタートを切ることを話し、以下のように述べた。
「祖国党と権利公正党は一つになる。我々は権利公正祖国党として、6月7日の選挙に参加する。政権を狙う。他のすべての政党へ団結や連帯を呼び掛けている。ここでは右派、左派の党の区別はしない。我々はすべての人の政党となることを望んでいる。また6月7日の総選挙では民主党、大統一党、至福党、民主左派党や他の政党にも連携を呼び掛けている。6月7日の選挙はとても重要である。」
オズチュルク党首も両党の合同会合が2月28日に行われることを述べ、政権についた際は15〜25パーセントの間で全労働者の賃上げを行い、全労働者、退職した人へ年二回のボーナス、家賃補助を与えることを約束した。
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( 翻訳者:星井菜月 )
( 記事ID:36994 )