選挙アンケート最新報告―CHP・HDPにショックな結果
2015年03月06日付 Milliyet 紙
総選挙まであと3ヶ月となり行われたアンケートでは、人民の民主主義党(HDP)に残念な結果が出た。
オプティマル調査会社によって実施された最新のアンケート調査では、公正発展党(AKP)が単独与党となることが予測される一方、HDPはしきい値を超えない可能性が出てきた。
前回、前々回の選挙で最も結果に近い予測を出した同社が、最新の調査で2015年6月の総選挙について詳細を発表した。26の県で3546人に直接アンケートする手法を用い、2つの分野で行われたこのアンケート調査では、AKPがずば抜けた議席数で与党となり、共和人民党(CHP)のケマル・クルチダルオール党首が目標として示した35%の数字には届かないこと、そしてHDPはしきい値を超えない可能性があることが予測結果として出された。
オプティマル調査会社が行ったアンケート調査の結果は以下のとおり。
AKP:49.1%
CHP:26.2%
民族主義者行動党(MHP):12.8%
HDP:7.8%
その他:4.1%
入手された結果について見解を述べたオプティマル調査会社のヒルミ・ダシュデミル社長は、今回の総選挙では未知数であり、且つ最も多くの議論がされている「HDPはしきい値を越えることができるかどうか」というテーマを強調し、以下のように発言した。
「今回入手された結果によると、平和民主党(BDP)とHDPがしきい値を超えない可能性がうかがえる。HDPのセラハッティン・デミルタシュ共同党首は、一部の支持者からは平和の使徒として示されるものの、大統領選挙と総選挙の間で有権者の投票態度にははっきりとした違いがある。(昨年の)10月6日から7日にかけて起き、死者も出たコバーニー事件における残忍な殺人行為が、セラハッティン・デミルタシュ共同党首の呼びかけをうけて行われたという事実は、デミルタシュ共同党首への支持率を下げた。山岳地帯のテロリストと都市のテロリストとの間にある違いを区別しない市民が投票態度に違いを見せたことにより、今回の調査結果ではHDPがしきい値を超えない可能性が推測された。」
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( 翻訳者:指宿美穂 )
( 記事ID:37062 )