サウジアラビア:内務省が過去4ヶ月の薬物押収実績を報告
2015年03月09日付 al-Hayat 紙


■内務省が薬物犯罪の容疑者928名を拘束、内318名はサウジ人

【リヤド:本紙】

本日(8日)、サウジアラビアの内務省は、ヒジュラ暦本年の最初の四ヶ月の活動報告を発表した。その中で、多数の薬物密輸者及び販売者を拘束したこと、また多数の武器を押収したことに言及した。

内務省の治安担当報道官、マンスール・トゥルキー少将は、「治安当局は過去四ヶ月間で928名の容疑者を拘束した。内318名はサウジ国籍であり、残り660名は33カ国からなる外国籍であった。彼らは薬物を密輸、流通、販売に携わり、違法薬物を広めた」と述べた。また、幾つかの作戦において、当局者は武装した犯罪者による抵抗を受けた。当局者は規則に基づいて対応し、その結果、「薬物犯罪に携わった3名を殺害、8名を負傷させた。また当局者も21名がそれぞれ負傷した」と指摘した。

また同少将は、自動小銃118丁、ライフル56丁、拳銃247丁からなる様々な銃421丁、46,202の銃弾を押収したと加えた。そして、治安当局の作戦実績を以下のとおり報告した。

1 薬物の普及、虚偽の文書、犯罪行為によって得た資金のロンダリング等、パキスタン人及びシリア人のメンバーの活動を指示するグループの発見と摘発。
2 アンフェタミン7,403,855錠の押収。
3 ハシーシュ11.637,834トンの押収。
4 ヘロイン原料7.261,4キロ及び精製済みヘロイン92.9グラムの押収。同様に治安当局は、
アラブ首長国連邦(UAE)経由でサウジアラビアにヘロイン原料を運び込む犯罪ネットワークを発見した。以上は、協力機関との連携の下で行われた追跡調査によるものである。当局は、彼らが湾岸協力会議(GCC)加盟諸国間の国境手続きを悪用して薬物を持ち込もうとする企てを阻止し、それにかかわったメンバーを逮捕した。
5 医薬品販売の規則に反する錠剤309,811錠の押収。
6 容疑者拘束の後、彼らの資金15,232,838リヤルを凍結。

トゥルキー少将は、犯罪ネットワークがサウジアラビアに侵入する経由地としようとしていた兄弟国のカウンターパートから、サウジ治安当局が受けた建設的な協力を讃えた。同様に、追跡調査における税関局との連携と統一、サウジアラビアへの薬物密輸及び企ての監視及び阻止、薬物の拡散と販売に携わった者の逮捕に言及した。そして、治安当局者が、市民を薬物の害悪から守るという義務を全うすることを望んでいると強調した。

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( 翻訳者:メディア翻訳アラビア語班 )
( 記事ID:37074 )