■北部国境が侵入を許す確率は「0%」
【リヤド:ハヤート・ガームディー】
サウジアラビアの国境警備隊は、隊員が、周辺諸国の不安定な状況の「影響を遮断する」ための十分な技術、知識を備えていることを断言した。彼らは、不法侵入者の企てを防ぐ役割を担っている。同警備隊によれば、各国境の警備にあたり、レーダー、赤外線カメラ、その他の不法侵入を防ぐための最新の技術が導入されており、イラクと接する北部国境が侵入を許す確率は「0%」である。
国境警備隊事務局の報道官であるムハンマド・ガームディー少将が本紙に対して語ったところによれば、国境の侵入を試みる者の多くは、足跡を残さないよう「スポンジ」の靴を履き、その後、侵入した自分たちが、検問を通ってサウジアラビア側から来たのだと警備隊員に信じ込ませるため革靴を逆さまに履く。
ガームディー少将は、隊員らがこうした企てに関する必要な報告を行っていることを強調した。同少将は次のとおり述べる。「900kmにおよぶ北部国境に対しては、国王主導による治安措置が施され、それによって国境で侵入者が発生する可能性は0%である。一部の侵入者らは、見つからないようにスポンジの靴を逆さまに履く一方、警備隊の制服を着ることで警備隊員になりすます」。これらの企ては、国境のサウジ側に設置された赤外線カメラやレーダーによって、夜間に行われたものを含め全て発見されている。
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( 翻訳者:メディア翻訳アラビア語班 )
( 記事ID:37126 )