サウジアラビア:内務省がサウジ人2,284人の戦闘参加と同645人の帰還を発表
2015年03月19日付 al-Hayat 紙


■トゥルキー准将、サウジ人2,284人の戦闘参加と同645人の帰還を発表

【リヤド:ハヤート・ガームディー】

サウジ内務省は、紛争地帯でサウジ人が殺害されたことを示す十分な証拠はないものの、過去四年間で紛争地帯に渡航したサウジ人の数は2,284人であること、またその内645人が帰国していると明らかにした。また同省が、本件にかかわる情報を注意深くフォローしており、当該地域におけるサウジ人殺害情報についてやり取りしていることを加えた。

内務省の報道担当官であるマンスール・トゥルキー准将は、昨日、本紙に対して、同省が行っている紛争地帯におけるサウジ人殺害の情報のフォロー及び交換について語ったが、当該地域におけるサウジ人の死亡を示す十分な証拠は得られていないとした。彼は、過去四年間に当該地域に渡航したサウジ人は2、284人とした。以上の報道担当官による声明は、サウジ人奨学生のムハンマド・ビン・アブドゥッラー・ビン・サアド・ナウファル氏のシリアでの死亡を背景としたものである。

死亡したムハンマド氏の家族と親しい筋によれば、同氏は電気工学の学士取得のため米国に留学しており、既婚で、10ヶ月となる子供がいた。しかし彼は10ヶ月前に、シリアの過激主義組織に所属する道を選んだ。

同筋によれば、彼の兄はサウジ国外から電話を受け、同胞である28歳のアブー・ハムザ(※ムハンマド氏のこと)が死亡したという知らせを聞いた。興味深いことに、テロあるいは民兵組織は、特にサウジ人が、自爆を伴う作戦に巻き込まれた場合、彼らの遺族に対して、詳細は述べないものの、家族が殉教した旨を知らせている。

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( 翻訳者:メディア翻訳アラビア語班 )
( 記事ID:37145 )