CHPアルメニア系女性候補擁立へ
2015年03月21日付 Cumhuriyet 紙


共和人民党(CHP)のクルチダルオール代表はイスタンブル選挙区においてアルメニア系のタリン・ガゼル氏を候補者として擁立する見込みだ。本日5都市においてCHP党内意向確認のため投票が行われる。

6月7日の総選挙に向けCHPは今日、アダナ、カフラマンマラシュ、カイセリ、トラブゾン、ムーラで党内意向確認を行い、この5都市において政党割当枠を使用する6位外の候補者が明らかにされる。党は、裁判官監督の下行われる事前選挙を3月29日に終える予定である。
初めてマイノリティからの候補者を擁立する決定を下したCHP指導部は、アルメニア系団体からある女性を候補者に擁立する。得られた情報によるとケマル・クルチダルオールCHP代表は、以前候補者申請を行ったスルプ・アゴプ病院広報部長でカトリック・アルメニア教会レヴォン・ゼキヤン使途座代表の広報責任者であるタリン・エルギュネシ・ガゼル氏を、イスタンブル政党割当枠の候補者として擁立するという。クルチダルオール代表は事前選挙の結果によって政党割当枠を使用するため、ガゼル氏がどの地方の立候補者となるかは未定である。

直近の党大会においてクルチダルオール代表によってMYK(職業基準機構)へ迎えられたセリン・サイェク副代表がアンカラの政党割当枠候補者として擁立することはほぼ確定であると見られている。サイェク氏にはイズミルで立候補することが薦められていたが、クルチダルオール氏の希望によってアンカラでの立候補が発表された。もう一人の副代表、セイハン・エルドードゥ氏も2つの地域において第一の政党割当枠候補となる予定である。

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( 翻訳者:入口 愛 )
( 記事ID:37163 )