湾岸諸国の王族たちと談笑するサウジアラビア・サルマーン国王(左)
■湾岸諸国、イエメン問題解決を急ぐための会合
【リヤド:本紙】
サウジアラビアのサルマーン国王は、昨日(21日)、リヤド・ディルイーヤのアウジャー宮殿にバーレーンのサルマーン・ビン・ハマド・ハリーファ皇太子、アブダビのムハンマド・ビン・ザーイド・ナヒヤーン皇太子、カタールのアブドゥッラー・ビン・ナースィル・サーニー首相、そしてクウェートのムハンマド・ハーリド・サバーハ副首相を迎えた。
これら王族のサウジアラビア訪問は、湾岸の兄弟諸国間で国民の幸福と地域の諸問題について、意見を交換するためのものである。
(中略)
会合では地域における最新情勢、特にイエメンの問題が討議された。サウジアラビアの通信社が伝えたところによれば、王族たちは皆、イエメンにおける情勢の展開とその余波の危険性に憂慮を示し、イエメンが暗いトンネルへと滑り落ちていくことに警告を発した。王族たちはイエメン問題が、同国のみならず、地域における治安と安定、そして国家間の平和と安全に悲惨な結果をもたらすことを懸念している。
王族たちは、湾岸諸国が、アブドゥラッブフ・マンスール・ハーディー大統領が率いるイエメン政府とイエメン国民を支援することを確認し、また、湾岸協力会議諸国の安全保障とイエメンの安全保障は不可分であることから、イエメンの治安と安定の支援に十分な努力を尽くす準備を行っていると述べた。
また、王族たちは、ハーディー大統領の要請に応じて湾岸協力会議がリヤドで開催する予定の会議を急ぐことの重要性を強調した。この会議には、イエメンの治安と安定の維持を望む同国のすべての政治勢力が参加する予定である。
(後略)
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( 翻訳者:メディア翻訳アラビア語班 )
( 記事ID:37166 )