高等選挙委員会(YSK)は選挙規約や選挙カレンダーの改正、並びにトルコ全体で選挙管理委員会の委員長らを4つの政党に予め伝えられたリストから抽選で選ぶことを決定した。
共和人民党(CHP)のメフメト・ハディミ・ヤクプオールYSK代表は、公正発展党(AKP)が会合を開き自身に近い人物らを選挙管理委員会の委員長として選任していたこと、しかし直近の3回の選挙とは異なり、今回の選挙では初めて国内すべての選挙管理委員会の委員長が、4つの政党から提出されるリストから4月13日に抽選によって決定されると述べた。ヤクポール議員は、以下のように話した。「郡選挙委員会は、特にある特定の教職員労組から、選挙で職務を行う選挙管理委員長を選び、任命してきた。しかし、YSKは6月7日の総選挙を前にして、われわれのかねてからの要望を承認するに至った。この抽選で選出されなかった委員長候補者らは、4月14日に選挙管理委員会の委員メンバーとして任命される。」
■80ヶ所の学校長と会合
AKPの幹部らがアンカラで80ヶ所の学校長らと選挙会合を開いたことも、議論を呼んだ。AKPのシェレフ・マルコチYSK代表は、党の選挙活動は憲法や法律、そしてYSKの選挙規約に則ったものであると述べた。
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( 翻訳者:指宿美穂 )
( 記事ID:37176 )