イエメン:フースィー派拠点への空爆、早くも制空権確保
2015年03月26日付 al-Hayat 紙
周辺各国のイエメン空爆作戦参加状況(SPA)
周辺各国のイエメン空爆作戦参加状況(SPA)

◼︎「断固たる嵐」作戦の報道官、最初の15分で制空権を確保

【リヤド:本紙】

サウジアラビアが呼びかけたイエメンのフースィー派拠点への有志国による空爆作戦「断固たる嵐」の報道担当官、ラカン・アフマド・アスィーリー准将は、作戦初日の概要を述べる中で、フースィー派の対空防衛に圧力をかけることで優位に立ち、空軍基地への攻撃、戦闘機、司令塔及びミサイルの破壊によって、有志国が最初の目的を達成したと強調した。また、作戦開始最初の15分で制空権を完全に確保したと加えた。

木曜日(26日)にリヤドの空軍基地で行われた記者会見の中で、同准将は、次のとおり述べた。「本作戦は3月26日深夜、フースィー派が占拠するイエメン軍基地への攻撃によって開始された。目的は、同基地の対空防衛、司令、管制、対空攻撃を無力化することである」。

同准将は、開始15分でその目的を達成し、部隊は制空権を確保してあらゆる作戦を展開したと述べた。また、部隊は戦闘機、給油機、早期警戒機、探査機からなり、作戦が順調に進んでいると加えた。

同准将は、本作戦には多数の戦闘機が参加しており、その先陣をきっているのはサウジのものだと指摘した。本作戦の標的の一つは、サナアにあるダイラミー基地であり、戦闘機や武器、様々な設備を所有する同基地は、現在フースィー派が制圧している。同准将は、同基地で使われている戦闘機の格納庫や発着所をすでに破壊したと述べた。

(後略)

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( 翻訳者:メディア翻訳アラビア語班 )
( 記事ID:37199 )