カタール:駐エジプト大使が復帰
2015年03月29日付 al-Quds al-Arabi 紙


◼︎カタールの駐エジプト大使が任国復帰

【カイロ:本紙】

カタールのムハンマド・サイフ・ブー・アイナイン駐エジプト大使が、カタールのタミーム・ビン・ハマド・ビン・ハリーファ・アール・サーニー首長とともにエジプトに帰還した。同首長は土曜(28日)の朝にエジプトのシャルムッシャイフに到着し、第26回アラブ・サミットに参加した後、同日午後にエジプトを去った。情報筋によれば、これによってムハンマド大使はエジプトに再赴任、公務に復帰する。

カタールは2月18日に、アラブ連盟のエジプト代表であったターリク・アーディル大使が、カタールがテロリストを支援していると声明を出したことをうけて、協議のためにムハンマド大使を召還した。

(中略)

土曜日、テレビ画面では、紅海のリゾート地であるシャルムッシャイフの空港で、エジプトのアブドゥルファッターフ・スィースィー大統領が、タミーム首長を出迎えてキスをする姿が映し出され、これには同大統領がアラブ・サミットを実りあるものにしようとの意思が感じられた。

タミーム首長のシャルムッシャイフ到着後、カタール国営通信は、「タミーム首長とその兄弟であるスィースィー大統領」が、シャルムッシャイフで「二国間協議」を行い、「両国及び同胞たる両国市民にとって有益な二国間関係、またあらゆる分野における二国間協力の方法について話し合った」と述べた。

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( 翻訳者:メディア翻訳アラビア語班 )
( 記事ID:37212 )