社会保険機構および自営業者年金受給者への支給額引き上げに関する、職業健康・保障法案が、トルコ大国民議会で成立した。
アフメト・ダヴトオール首相が退職者らへの年金引き上げを発表してから、トルコ大国民議会(TBMM)本会議で審議が続いていた職業健康・保障法案が成立した。7月には、年金支給額が1000リラ以下の退職者に対しては100リラの値上げが予定されており、支給額が1000~1100リラ未満の退職者についても、1100リラとして調整されることになっている。
職業健康・保障法案に関連する項目には次のような条文がみられる。
「第4条第1項(a)および(b)号の中の、保険加入者ならびに受給権利者に支払われている、あるいは支払われる予定の支給金もしくは月極支給額は、2015年7月期よりまず法案55条に基づき値上げされる。登録者名簿を基に支払われる総額を基準に、支給金もしくは月極支給額が1000リラ未満の場合は100リラの増額、1000リラ以上の場合は、総支給額が1100リラを超えない範囲で公平な値上げが予定されている。」
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( 翻訳者:原田星来 )
( 記事ID:37254 )