ラバトで警官に追われるデモ参加者ら(Reuters)
■モロッコは国連で対テロ連盟の適用を発表
【ラバト:本紙】
ウマル・ヒラール国連モロッコ政府代表は、ニューヨークの国連本部にて、安保理常任理事国5カ国を含む30カ国で構成される「対テロ友好連盟」の適用を発表した。
この連盟はモロッコがイニシアティブとなり設立されたもので、国連主導で実施中のイニシアティブとの協調を果たし、過激主義との闘いにおける国家間での連携を強化することを目的とする。
ヒラール大使は水曜日に、本連盟が「国家間の平和と安全への断続的な脅威に鑑み、国連の活動の調整や議論の実施、またや過激主義との闘いを促進させるための非公式で柔軟な空間となる」ことを目指すと断言した。同大使はまた、「チュニジア、リビア、マリ、フランス、パキスタン、インド、オーストラリア、ナイジェリアでの最近の襲撃が、本連盟に、テロとの闘いに一層努めることを求めている」と指摘した。
本連盟の参加国の多くが、特に中東やサヘル地域、サハラ地域、また過激主義グループに悩まされるマグレブ諸国の一部に注意を向けている。
(後略)
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( 翻訳者:谷山ひかる )
( 記事ID:37264 )