IMF、トルコの失業率予測11%超
2015年04月14日付 Radikal 紙

国際通貨基金(IMF)は、トルコの失業率が今年、来年に11%超に留まるであろうと予測した。

IMFが今日発行した報告書「世界経済展望」の中で、トルコで昨年9.9%であった失業率が2015年に11.4%、2016年には11.6%に上るという予測が掲載された。
IMFはトルコの経済成長は今年、3.1%、来年は3.6%になるだろうと予想した。IMFは前回報告書の中では隔年で3.4%の成長が予測されている。

IMFの報告書の中では、今年のトルコのインフレ率は6.6%、来年は6.5%と明記された。

一方、IMFは今年3.5%、来年3.8%レベルでの世界経済成長予測を変わらず固定した。今年、来年の経済成長は先進国で強まり、発展途上国で弱まるだろうと警鐘を鳴らしたIMFは、世界規模でマクロ経済リスクが低下し一方、経済的、地政学的リスクは増加するだろうと注目した。

İMFのデーヴィッド・バーチャード経済顧問・世界経済予測研究主任は、当該報告書のプレゼンが実施された記者会見で、「一群の複雑な力が世界規模の発展を形成する」と述べ、更に言い加えた:

「弱体化した銀行と高い公共・家計負債を理由に経済問題及びユーロ圏危機が未だ一部諸国の消費と経済成長を圧迫している。それに応じて低迷した成長プロセスを減速させている」

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( 翻訳者:藤井庸平 )
( 記事ID:37312 )