イラク:イッザト・イブラヒーム元革命指導評議会副議長の死亡
2015年04月18日付 al-Hayat紙
アーカイブ画像によるドゥーリー(AP)
アーカイブ画像によるドゥーリー(AP)

■ダーイシュ(IS、「イスラーム国」)、ラマーディーの政府施設に接近

【バグダード:本紙】

米特殊部隊は、DNA鑑定による検証のためにイッザト・ドゥーリー元イラク副大統領と思われる遺体を引き取った。一方、「ダーイシュ」はアンバール県の複数の地域に侵攻して、ラマーディーの大モスクを支配し、数千世帯の避難民を出しながら、政府施設から300メートルのところにまで迫った。またアルビールの米領事館は、「ダーイシュ」の自爆テロリストが運転していたと思われる自動車爆弾による攻撃を受けた。この攻撃によって少なくとも3人が死亡している。マリー・ハーフ米国務省報道官は、攻撃がアルビールの米領事館を標的としていたことを発表した。「ダーイシュ」もこの攻撃が同組織によるものであることを発表している。

サラーフッディーン県のラーイド・ジュブーリー知事は昨日、イッザト・イブラーヒーム・ドゥーリー元副議長が殺害されたことを発表した。これはティクリート北部のアラース高原近くで行われた軍事作戦中に発生した。またSNSでは、同副議長と思わしき人物の遺体の画像が出回っているが、その人物には顎髭あり、他の複数の遺体とともに写っていた。ジュブリー知事はこれらは同副議長の側近であると述べている。

本紙に対して「アサーイブ・アハル・ハック」*の指導者であるハーリド・アブドゥッラー・ジュブーリー氏は、昨日正午に同組織がイッザト・ドゥーリー元副議長と思われる武装者を殺害したと語った。ジュブーリー氏によれば「アラム地区のガス工場付近でマクフール山方面へ侵入しようとする動きがあるとの情報を得、戦闘員グループにそれを阻止するよう指示した。30分ほどの交戦で先方の5名を殺害、他は東の砂漠方面へ逃走した」。同氏は「死亡者の遺体の中に、元バアス党幹部、サッダームの代行者、そして「ナクシュバンディー教団軍」**司令官の犯罪者イッザト・ドゥーリーに酷似したものがあった」と明言した。

(後略)




訳注
*「アサーイブ・アハル・ハック」:「正義同盟軍」、シーア派民兵組織
**「ナクシュバンディー教団軍」:スーフィー教団ネットワークと元バアス党員による反米武装組織

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(翻訳者:井上開)
(記事ID:37327)