パレスチナ:ムハンマド・ハワージュリー氏、瓦礫の中での芸術活動
2015年04月19日付 al-Hayat 紙
■パレスチナのムハンマド・ハワージュリーはガザで生き残った物に色を塗る
【ラマッラー:ムハンマド・サムフーリー】
ガザとベネチアの協力により、パレスチナのアーティストであるムハンマド・ハワージュリーは「残された物の中で私たちは生きてゆこう」というプロジェクトを進めている。抑圧されたガザ地区の封鎖と最近のイスラエルによる攻撃は、住民の街を灰色にしたが、人々の生きる力はそれよりも強かった。攻撃による破壊にもかかわらず、この不当な死全てに、彼らは色でもって応えた。
ムハンマド・ハワージュリーは、ガザ地区の青年の中でも傑出した存在の一人とみなされている。彼は、ガザの住民の苦悩と封鎖による孤立、また戦争と荒廃の後も、芸術や視覚の道を諦めず、それらに専念した。彼のプロジェクトは、イスラエルの空爆による荒廃と破壊への返答であった。彼は以下のように述べた。「私のプロジェクトは、ベネチアで芸術展を開いた間に生まれたもので、ハーリド・シューマーン基金芸術協会の教育訓練と支援、イタリアのノバ・アイコン協会の協力によるものだ」。
(後略)
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( 翻訳者:飯塚遥奈 )
( 記事ID:37342 )