ヴァン県にあるアクダマル教会が、UNESCO世界遺産暫定リスト入りした。
アルメニア人の視点から重要な建築物であるアクダマル教会のほか、ユルドゥズ宮殿、アスペンドス古代都市、フリギア山岳地帯、ウズンキョプリュ、イスマイル・ファキルッラー廟が暫定リストに取り上げられた。文化観光省のオメル・チェリキ大臣は、これらがリストに取り上げられたことは、アルメニア人ディアスポラが昨今行っている運動に対するメッセージとなる必要があると述べた。
オメル・チェリキ大臣はこの話題に関する発表をTwitterのアカウントで行った。以下がチェリキ大臣のツイートである。
「アクダマル教会、ユルドゥズ宮殿、アスペンドス古代都市、フリギア山岳地帯、ウズンキョプリュ、イスマイル・ファキルッラー廟を含めて10件の文化・自然遺産がUNESCO世界遺産暫定リストに入った。これにより暫定リスト入りしたトルコの遺産は62件となった。特にアクダマル教会が暫定リストに取り上げられたことは、昨今に始められたアルメニア人ディアスポラの運動の影響を受けている諸外国の議会に対する例とメッセージになるべきものだ。我々の文化遺産の豊かさ、文化的地理の幅広さを示すという見地から重要なステップと我々は捉えている。」
アクダマル教会は過去に修復され、一年に一度は礼拝のために解放されている。
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( 翻訳者:伊藤梓子 )
( 記事ID:37390 )