■ラバトで銀行を狙ったテロ細胞を解体
【ラバト:ムハンマド・アシュハブ/チュニス:本紙】
モロッコ治安捜査局は、ラバト北部の都市メクネスで銀行の窃盗を企てた容疑で、2004年に解体された組織のテロ活動への関与を認めた元囚人2人の指示を受けたテロ細胞を解体に導いた。
国内での諜報及び対スパイ機関付属の「モロッコ司法研究所」が昨日発表した声明によれば、モロッコ中部のフェズとメクネスの2都市で、ナイフ等を使用して銀行の窃盗を企てた容疑者6人が逮捕された。声明はまた、容疑者の内2人が「殺害行為と爆発物製造」に関与しており、ユースィフ・フィクリーが率いる「血の首長たち」や「正しい道」といった、解体されたテロ組織とつながっている可能性があると述べた。
捜査局は、テロ組織のメンバーが「過激主義」的な傾向を持ち、テロ活動や「治安悪化の温床に加わるモロッコ人のリクルート」のために資金の調達をしていることを明らかにした。
同様に、容疑者たちは、送金機関に対する広域的なテロ活動の実施を計画したが、フェズで銀行での窃盗の容疑で今日(4月25日)逮捕され、計画は失敗に終わった。
(後略)
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( 翻訳者:谷山ひかる )
( 記事ID:37399 )