サウジアラビア:リヤド教育事務局は国内の教師派遣プログラムを延長
2015年05月02日付 al-Hayat 紙


■リヤド教育事務局は、国内の教師派遣プログラムの延長を決定

【リヤド:サアド・ガシャーム】

リヤド州の教育事務局は、実施中の教師の国内派遣プログラムについて、一昨日に派遣期間が終了を迎えたことを受け、同期間を来週木曜まで延長すると発表した。ハーリド・シュナイビル学校担当事務局長補佐官は、この決定が教師や州庁側からの要望に基づいたもので、特に派遣活動中の電子セキュリティ門の不都合から、彼らは可能な限り長期間の派遣を求めている。

同補佐官は、本紙に次のように語った。「教育従事者の要望に基づき、ムハンマド・ムルシド事務局長は、国内における教師派遣プログラムの期間について、同プログラムへの登録や修正、また中止を締め切ったことを受けて、一昨日、派遣期間の一週間の延長を決定した。また事務局長は、今学年度における本プログラムの実施は柔軟、簡便になり、教師や行政の要望に叶ったものとなるであろうことを述べた。我々の措置は、彼らが快適に、安定して業務を継続し、また彼らの業務上の不便を緩和させるためのものである」。また、本プログラムは最終的に来月シャアバーン月(〜6月半ば)に終了する予定であることを述べた。教師派遣、情報更新及び申請登録は、リヤド州の教育事務局のポータルサイトを通して可能となる。

一方、アッザーム・ダヒール教育大臣は、国内各地を周る、移動式の科学センターを設ける計画を明らかにした。それは、一昨日、リヤドのスルターン・ビン・サルマーン王子教育協会によるプロジェクトの一環で行われた、教育活動及び催しの調査の中で発表された。

教育開発を行うタトウィール社のムハンマド・ズガイビー最高経営責任者(CEO)は、教育大臣による同プロジェクトが四段階に分けて実施される旨、説明した。それによれば、まずジッダ、ターイフ、アブハーの三都市において、生徒の学習に対する取り組み強化のためのイベントを催す。そして知識とそれを単純化した内容を、地域の環境と日々の生活に応用する形で提供する。その上で、生徒や人々の知識に対する喜びや好奇心を育み、彼らの教育環境に対する創造性を養い、学習の魅力を後押しする。

(後略)

Tweet
シェア


この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る
原文をMHTファイルで見る

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:メディア翻訳アラビア語班 )
( 記事ID:37427 )