■サウジアラビア軍は「国境」に展開、高性能の重火器といかなる環境にも対応する部隊
【サウジ・イエメン国境:イナード・ウタイビー】
国家警備隊の砲兵隊は、高レベルの精密さ、技術、訓練の結果、フーシ派の民兵に莫大な損害を及ぼすことに成功した。国家警備隊の諸部隊がフーシ派の国境線での動きを封じるために国境地域のナジュラーンに展開したが、この際に、国家警備隊の砲兵隊の持つ高い技術が、標的であるフーシ派を何百人も負傷させることになり、フーシ派による執拗な侵入作戦を失敗に終わらせた。
南部国境地域の防衛に参画している国家警備隊は、ゲリラ戦を専門とする部隊や、即応部隊、そして「困難な」環境での戦闘を専門とする部隊などを有する。これは、サウジとイエメンの国境地帯のナジュラーン地区に同警備隊が到着し、展開した初日、サウジ国家警備隊がサウジ・イエメン国境に「突撃部隊」を結成した際に、このような構成となったものである。
これら特殊部隊は、フーシ派の民兵の数十台の戦闘用車両を破壊することに成功した。また一方、他の武装部隊とともに、専門的な軍事システムに従い国境地域からの侵入・潜入を防いだ。これに関して、南部国境地域防衛に参画する国家警備隊司令官であるムハンマド・シャフラーニー少将は本紙に対して、「国家警備隊は最新技術に依拠した精巧な武器をもって(戦闘に)参画している」とし、同部隊は最新の高性能の重火器の一種を所有し、数々の地点でフーシ派の攻撃拠点を撃砕したことを明らかにした 。
(後略)
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( 翻訳者:西村早奈恵 )
( 記事ID:37510 )