アタテュルク廟、17年ぶり「青年の日」コンサート
2015年05月19日付 Radikal 紙


アタテュルク廟でこの日、歴史に新たな1ページが綴られた。5月19日「アタテュルク追悼、若者とスポーツの日」のために数千人がアタテュルク廟へ駆けつけ、国旗やアタテュルクのポスターを手に持つ多くの人々で辺りは埋め尽くされた。またこれに関連して、アタテュルク廟で実に17年ぶりにコンサートが開催された。

5月19日の「アタテュルク追悼、若者とスポーツの日」を祝うため、市民はアタテュルク廟にどっと押し寄せた。現在もなお、アタテュルク廟中央広場には数千人が集まったままである。トルコ国旗やアタテュルクが描かれたポスターを手にやって来た人々は、道すがら思い思いのシュプレヒコールを叫び、「10周年行進曲」や「イズミル行進曲」を歌った。アタテュルクの墓標前で祈りを捧げ、墓標に赤や白のカーネーションやバラを供えた。

■博物館に行列

「アタテュルクと建国戦争博物館」を訪れた人々は、博物館前に長い行列を作った。観光客も訪れるアタテュルク廟の中には、指導者アタテュルクが5月19日にサムスンに上陸したことを説明する、前足をもたげた馬にまたがるアタテュルクを描いた巨大な油絵が置かれている。人々はこの絵の前で記念写真を取り合った。また 衛兵の交代式にも興味を示し、兵士たちには称賛の拍手が送られた。

さらに、駐アタテュルク廟軍司令部主催で開催される関連行事として、アタテュルク廟で17年ぶりのコンサートが行われる予定だ。今晩(19日)深夜まで市民に解放されるアタテュルク廟では、コンサート会場が設けられた。

■1919個の平和の灯火

参謀司令本部は、5月19日「アタテュルク追悼、若者とスポーツの日」のために国軍音楽隊による演奏が、アタテュルク廟やアンカラ市内のショッピングモールで披露されると発表している。また、駐アタテュルク廟軍司令部主催で開催される関連行事として、アタテュルク廟で17年ぶりのコンサートが行われた。

アタテュルク廟で19~23時に行われたプログラムでは、ハーカン・アイシェヴ、フェリヤル・テュルクオール、国軍演奏楽団とアタテュルク青年合唱団による、アタテュルクが愛した民謡やバンドミュージックが披露された。参謀司令本部による書面による発表によると、アタテュルク廟でのプログラムの最後には、 1919個のランタンを空に飛ばして平和を祈って幕を閉じるという。

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( 翻訳者:池永大駿 )
( 記事ID:37555 )