オマーン:国際的なリズム楽器フェスティバル・シンポジウム開催
2015年05月20日付 al-Hayat 紙
■マスカットで国際的なリズム楽器フェスティバル・シンポジウム開催
【マスカット:ムハンマド・サイフ・ラフビー】
マスカットで世界のリズム楽器フェスティバルが4日間に渡って開催される。そのうち3日間(19、21、23日)の夜は、世界中のリズム楽器による実演が行われる。また、残りの1日の夜には、リズム楽器についてのシンポジウムが開かれる。その内容は、理論的知識と、説明の実際例としての生演奏や録画ビデオを織り交ぜたものになる予定である。
多くの楽曲における主要な要素としてのリズムの重要性をうたったこのフェスティバルはロイヤル・オペラハウスにて開催される。楽器が発明されて以来、世界中の人々によって、多種多様なリズム音楽が演奏されてきた。
リズムは歴史あるオマーン音楽の重要な構成要素の一つである。シンポジウムでは、リズム楽器にスポットを当て、生活の形や社会環境の中から生み出されたリズムを奏でる多様な楽器の多くの類似する側面が明らかにされる。
リズム楽器フェスティバルは、様々な太鼓やその多様性を紹介するだけではない。そうしたリズム楽器はリズムの構成要素のほんの一部にすぎない。手拍子やステップダンス、農具のような様々な道具に穴を開けたもの、また家の中で使用される単純な楽器など、リズムを構成する要素の様々な形を実演する。
フェスティバルでは、3つのテーマのもとに諸大陸のリズム楽器による実演が行われる。このフェスティバルには多くのグループが参加し、実演は3日間、昼夜を通して行われる。初日は、「からだとリズム」がテーマであり、実演される様々なリズムに共通する特徴は、人体とリズムの関係である。それは、つまり運動と音楽のリズムの結びつきのことである。
(後略)
この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る
原文をMHTファイルで見る
( 翻訳者:井上紗耶加 )
( 記事ID:37561 )