エヴレン元大統領の娘、謝辞広告で不満吐露
2015年05月24日付 Radikal 紙


エヴレン元大統領の娘であるシェナイ・エヴレン・ギュルヴィトさんは、父の死に際して出した謝辞広告で9月12日クーデターを擁護し、父の有罪判決は不当であったと主張した。

ケナン・エヴレン元大統領の娘シェナイ・エヴレン・ギュルヴィトさんは、Hürriyet紙に謝辞広告を掲載。広告の中で父の主治医に感謝を示す一方で、9月12日クーデターを擁護した。

以下、その謝辞に関係する部分である。

「我々一家のプラタナスの大樹である父は、軍参謀総長だった時代に強引に内戦に引き込まれそうになっていたトルコを崖っぷちから救い出した。そして国民の92%の涙を乾かし祝福を受け、国民の票によって大統領となった。しかしその支持率を決してて宣伝することはなかった。そしてそれゆえに、組織的な信じがたい誹謗中傷を受けることにもなった。父は、一世紀近くの謙虚で誇り高い生涯のなかで、様々な攻撃に立ち向かい、共和国の革命理念とアタテュルク主義を決して譲ることはなかった。晩年には病床にある中で、残念なことに違法な訴訟でいわゆる有罪判決を受けた。誠実そのものであった私たちの父、軍参謀総長であり第7代共和国大統領だったアフメト・ケナン・エヴレンの療養中、手を尽くしてくださったギュルハーネ医学アカデミーの、デキャヌ・トゥム・A教授、ハヤティ・ビルギチ氏をはじめとした全スタッフに一同感謝とご健勝をお祈りいたします。」

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( 翻訳者:原田星来 )
( 記事ID:37611 )