昨日のブー・シューシャ兵舎近くの警察車両(AP)
■チュニジア:兵舎内部で銃乱射事件
【チュニス:本紙、AFP】
昨日(25日)、チュニジアの首都にあるブー・シューシャ兵舎で軍の曹長が銃乱射事件を起こし、7人のチュニジア人兵士が死亡、他10人が負傷した。事件はテロリストによる襲撃であるという憶測を掻き立てており、当局は発砲者が「メンタルと家族の問題」を抱えていたと発表した一方で、この説を完全には否定していない。
国防省は軍人たちが実行犯を殺害したと発表している。犯人は曹長であり、武器の携帯は禁止されている。しかし犯人は短剣で自身の同僚を殺害しており、その同僚のマシンガンを奪って、他の兵士に対して発砲を行っている。兵舎は首都中心部バルドー地区に位置しており、議会建物からも近い。また同地区は昨年3月18日に21人の外国人旅行者と2人のチュニジア人警察官が死亡した博物館への襲撃があったところでもある。
(後略)
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( 翻訳者:平岩里佳子 )
( 記事ID:37633 )