ボドルム水中考古学博物館館長エメル・オズカン氏が解任され、ムーラ博物館へ任命された。
世界有数の博物館であるボドルム水中考古学博物館へ、ブルサ・イスラム博物館から異動し2013年5月31日に着任した51歳の美術史家であるエメル・オズカン氏は昨年、アブドゥラー・ギュル大統領がボドルム郡訪問の際に博物館を訪問することを知り、年代物の大砲と城壁をプラスチック性塗料で塗り、歴史家たちの反発を引き起こした。オズカン氏は、ギュル大統領の開催した第4回トルコ人評議会サミットでボドルム城の改修と点検を行ったと説明した。
事件を聞いた文化観光省はオズカン氏に関して調査を始め、ウスパトラ博物館長ムスタファ・アカスラン氏は歴史家ニハル・デミル氏と共に博物館で4日間調査を行い、オズカン氏他3人を聴取した。監査官が準備した報告書の後、オズカン氏が解任されたことが文化観光省側からも確認された。オズカン氏は有給休暇を経て、来週間中にムーラ博物館に任命され、勤務を開始するという。
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( 翻訳者:八木美保 )
( 記事ID:37642 )