妻は不倫していた、だから殺した!
こうした連続ドラマの犠牲者の一人に、自分の妻を殺した男がいる。彼はその動機について、次のように語っている。「妻がある男と密かに通じていたことが原因で、私は彼女を殺しました。妻と関係のあったその男も、今は逮捕されています」。
彼は続ける。
妻の行動には疑わしいところがありました。妻は私が彼女の携帯電話に手を触れることを許さず、キーをかけていました。私も彼女を信頼していたので、彼女の行動に干渉しませんでした。彼女に疑わしい電話がかかってきたときも、彼女は「友達や姉妹と私的な会話をしているの、冗談を言いあっているの」などと言い、私も追及はしませんでした。
とはいえ、この間、妻の友人を名乗る人物からかかってくる大量の電話に、私は悩まされていました。この人物は、「お前の奥さんはオレのことが好きなんだ。オレのことを愛しているんだ。仕方がなくお前と暮らしているんだ」などと言っていました。
このことについて妻に話すたびに、彼女は「きっとイタズラ電話よ」などと言っていました。イタズラ電話をかけてくる男が私や妻のプライベートな情報について話すようになって、私も徐々に、彼らは通じているのではないかと思うようになり、妻のことを疑い始めましたが、それでも私は自分の生活を壊そうとはしませんでした。
そして〔またしてもあの男から〕電話のあったある夜、私は彼に「もし私の妻がお前と関係を持っている、今お前のそばにいるというのなら、妻の声を聞かせろ。そうすれば信じてやる」と言いました。〔再び男から〕電話がかかってきたのは、夜の10時半頃のことでした。そして私は、受話器の向こう側、あの男の横にいる妻の声を聞いたのでした。こうして私は、彼らが通じ合っているということを確信したのです。
つづく
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( 翻訳者:SH )
( 記事ID:37649 )