イエメン:サウジアラビアなどがホデイダの海軍基地を越境空爆し、破壊
2015年05月28日付 al-Hayat 紙


■有志連合はホデイダの海軍基地を破壊

【サナア、アデン:本紙】

有志連合の航空機は昨日、フースィー派が制圧する軍営地や、サナア、ハッジャ、ダマル、ホデイダ、タイズ、マアリブ、アデンの軍事拠点や弾薬庫への攻撃を続行した。この攻撃により、サナアに拠点を置く特殊治安軍司令本部とホデイダの海軍基地が破壊された。公安筋と医療筋によると、この攻撃により、武装集団メンバー100人以上が殺され、数十人が負傷した。

フースィー派武装集団、親フースィー派部隊と、部族民からなる抵抗勢力の武装集団、アブドゥラッブフ・マンスール・ハーディー大統領支持者との間での戦闘は、マアリブ、タイズで続いた。様々な兵器が用いられたこの戦闘は、フースィー派は、アデン北部地区をたびたび制圧しようとするなかで発生したものだ。

有志連合は早朝、サナアの特殊治安軍司令本部を狙い、大きな爆発音が聞こえた。煙柱が立ち上がるのが目撃される一方、サブイーン地区の基地内を初めて標的にされた武器庫からは破片や爆弾が飛び散った。

医療筋は本紙に対して以下のように述べた。この爆撃によって弊紙約50人が殺され、100人以上が負傷した。また、親フースィー派の特殊部隊司令官のアブドゥッラッザーク・マルニー少将の消息をめぐる情報が錯綜した。彼に近い情報筋は、彼が助かったと述べる一方で、別の情報筋は、彼と彼の執務室の長官が重傷になったと述べた。

(後略)

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( 翻訳者:後藤望・城戸優希・佐藤モエ )
( 記事ID:37659 )