マハーバード出身の若い女性がホテルで死亡した事件の舞台裏と、その後(7)
2015年05月08日付 Jam-e Jam 紙
同氏はさらに続けた。
聡明なマハーバード市民、特に若者には、これらの〔集会開催の〕呼びかけには耳を貸さぬよう求める。なぜなら、主に反革命分子によって導かれているこれらの呼びかけの目的は、混乱を引き起こすことであり、マハーバード市民による長年の苦労と努力によって得られたマハーバードの発展のチャンスを台無しにするものであるからだ
州副知事はさらに、「州内ではすでに、事態のコントロールのための予防措置が取られている」と強調した。
ラードファル氏はまた、マハーバード市民自身がホテルへの放火事件に不快感を感じていると指摘した上で、「地元のバーチャル空間を観察して分かるのは、マハーバード市民自身、県内唯一の4つ星ホテルに火が放たれた事件を不快に感じている、ということである。なぜなら、この事件はマハーバードへの多くの投資機会を失わせるものだからだ」と述べた。
同州の政治・治安担当副知事は、昨日の集会の様子を写した画像が複数のソーシャル・ネットワーク上で出回っていることに関して、「バーチャル空間で出回っている画像の多くは、マハーバードで昨日行われた集会とは無関係で、その多くは偽造されたものである。それらは雰囲気を煽り、マハーバードのイメージを傷つけることを目的としたものである」と付け加えた。
犠牲者と事件の容疑者の関係は?
メフル通信はこの事件の容疑者と犠牲者の関係について、ラードファル氏の言葉を引用する形で、次のように伝えている。
明らかになっているのは、この二人の間には以前から面識があったということであり、おそらく彼らは結婚を意図していた、ということである。容疑者は以前の妻と離婚しているが、亡くなった女性の遺体に対する司法解剖によれば、この二人の間には不倫な関係〔=未婚の男女間の性的関係〕は一切見られなかった。
しかし、ホテルの支配人が亡くなった女性の家族に、この二人がホテルの部屋の一室で面会をしているということを知らせた際の対応や介入の仕方が原因で、女性は自らの名誉を守りたい、ホテル支配人の呼びかけでホテルに来ていた母親と鉢合わせになりたくないとの思いから、〔男性と会っていた〕部屋から別の部屋にバルコニーをつたって入ろうとしたようだ。そしてその時に、転落して命を落としたのである。
つづく
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( 翻訳者:HS )
( 記事ID:37695 )