エルドアン「ジャン・デュンダルを終身刑に!」
2015年06月03日付 Radikal 紙


ジュムヒュリエット紙のアクン・アタライ社長が、ジャン・デュンダルに対するレジェプ・タイイプ・エルドアン大統領による告訴状の内容を明らかにした。エルドアン大統領は、個人の刑事告訴において、デュンダル氏に再度の加重された終身刑、終身刑+42年の懲役を求めた。エルドアン大統領 は、国家情報機構(MİT)の大型トレーラー(TIR)の報道を理由としており、「諜報活動の内部に先の新聞社も入り込んだ。報道した代償は大きい」と語った。

エルドアン大統領はジャン・デュンダル氏について、氏が編集長を務めるジュムフリイェト紙が昨年ハタイとアダナでMİTに関係するTIRが停車させられた事件において、「事実に反する一部の映像と情報を報道した」として個人の刑事告訴に踏み切った。

告訴状には、ジャン・デュンダル氏が「影の組織(註:ギュレン教団を指している)よりリークされた虚偽の映像と情報を報道し、法律に背くかたちでTIRを調査する組織メンバーの行為に同調した」と主張した。

告訴状には、ジャン・デュンダル氏は「トルコ刑法(TCK)の、犯罪を実施する目的での組織の創設、機密漏えい、反政府行為、国家機密に関する情報の収得、政治的・軍事的諜報行為、機密にすべき情報の公開、司法への影響行使」の容疑があるとして、二つの終身刑+42年の懲役を求める旨が書かれた。

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( 翻訳者:小幡あい )
( 記事ID:37706 )