ザリーフ外相:強迫神経症的イラン包囲網を止めさせるよう努力する
2015年05月24日付 Hamshahri 紙

 ザリーフ外務大臣は非公開会議でこのように述べた。「名誉を維持しながら物事を力で推し進め、ウラン濃縮権の固定化におけるイランの明白な権利を保持しながら経済・金融制裁を止めさせ、強迫神経症的なイラン包囲網を突破するよう努力する。」

 IRNA(イラン国営通信)の報道では、キャマーロッディーン・ピールモアッゼン議員は、今日、ホルダード月3日(5月24日)日曜日、モハンマド・ジャヴァード・ザリーフ氏とアッバース・アラーグチー氏が出席した会議について説明し、核交渉の最終的進展の状況確認に関して次のように述べた。「ザリーフ氏は開口一番、名誉ある合意を世界は受け入れると強調した。」

 彼によると、ザリーフ氏とアラーグチー氏の話のあと、議会の二大原理主義派に属するザーカーニー、ザーレイー、ボルージェリー、マンスリー・アーラーニーの各氏が反対を表明したとのこと。

 ピールモアッゼン氏は、「議員たちの批判の多くは、追加議定書の内容についてであり、それに対してザリーフ氏は、NPT(核拡散防止条約)締結国の多くが追加議定書を批准しており、これはイランだけに限ったことではないという内容の答弁を行った。もちろん彼は、わが国には世界にも中東地域にも敵がおり、物事を力で推し進めるよう努力しなければならないと強調した。」と述べた。

 議会改革派のピールモアッゼン議員は、このように述べた。「ザリーフ氏は、議員たちへの答弁において次の内容を強調した。名誉を維持しながら物事を力で推し進め、ウラン濃縮権の固定化におけるイランの明白な権利を保持しながら経済・金融制裁を止めさせ、強迫神経症的なイラン包囲網を突破するよう努力する。これら全ては、国民と最高指導者に支持されることで享有されると強調した。」

 ピールモアッゼン氏は、このようにも述べた。「ザリーフ氏とアラーグチー氏が話した後、議長もまたこの会議を肯定的に受け取り、核交渉団を支持した。」

 彼は、最後に会議を称賛して述べた。「この会議ではまた、非常にすばらしい調和を得られ、不協和音を奏でた数名の議員を除いて、多くの議員たちはこの会議に満足していた。」

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( 翻訳者:8413301 )
( 記事ID:37744 )