サウジアラビア:暑いラマダーンを乗り切るコツは
2015年06月16日付 al-Quds al-Arabi 紙


■ラマダーンの日中に疲れを感じないよう、以下の手順を実行しましょう

【リヤド:本紙】

観測される気温の断続的な上昇に伴って、断食の期間中に何日か辛いと感じることはごく自然なことです。汗などを体が多量に分泌するため、結果として体が干上がってしまい、健康を害してしまうのです。

それゆえ、上昇する気温の中で断食を行うことによる悪影響がないようにしなければなりません。水をたくさん飲むことを習慣とし、ブロッコリー、レタス、オレンジ、スイカ、パイナップルのような水分を豊富に含んだ果物や野菜を食べましょう。また、食事は、その間隔を8時間空けるようにしましょう。

断食前には、油分とでんぷん質の量を減らすことも必要です。そして、断食中に胃に不調をきたさないよう、その日最初の食事をとる際は、始めにスープを飲むことを習慣にしてください。身体が汗をたくさん分泌し脱水で不調にならないように、太陽の熱を避けなければなりません。

炭酸飲料、カフェインを含む飲み物の摂取を減らすことも大変重要です。なぜならそれらは喉を渇かせるからです。また、それらの摂取を減らすことで、より断食に耐えられるようになります。摂取を急に減らすと頭痛や神経過敏の症状が現れますので、身体を慣らしてそれらの症状を避けましょう。

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( 翻訳者:長沼希実 )
( 記事ID:37869 )