リビア:チュニジア人外交官3人の解放を発表
2015年06月16日付 al-Quds al-Arabi 紙
■リビア:チュニジア人外交官3人の解放を発表
【トリポリ:サイフッディーン・タラーブルスィー】
リビア外交公安局のファラジュ・スワイヒリー代表は月曜(15日)、首都トリポリのチュニジア領事館から前々日(13日)に誘拐された10人のチュニジア人外交官の内、3人が解放されたと伝えた。
発表の中では、チュニジア領事館が先週金曜(12日)武装集団の攻撃に遭い、その後施設から10人のチュニジア人外交官が誘拐されたことが言及されたものの、3人の外交官がどのように解放されたのかについては述べられなかった。
複数のリビア治安筋によると、誘拐犯はミスラータ市の武装勢力のメンバーの1人である「ワリード・カリーブ」に近しい者たちである。ワリード・カリーブは数週間前にチュニス・カルタゴ国際空港において逮捕されたが、チュニジア当局は彼の拘束の理由について口を閉ざしている。
チュニジア外務省は先週金曜に「リビアの武装勢力の一部」がこの犯行を行ったと発表し、同国政府は同事件に対処するための「危機管理チーム」の立ち上げを発表していた。
(後略)
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( 翻訳者:藤田真伍 )
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