デンマークで木曜日に行われた総選挙の結果、社会民主党の候補者で、トルコ系のユルドゥズ・アクドアン氏が当選した。
ユルドゥズ・アクドアン氏の夫、ジョナス・ホルム氏は彼女の当選をソーシャルネットワークサービスであるフェイスブックで知らせた。ジョナス氏は、ユルドゥズ氏に票を投じた人々に感謝しつつ、彼女の選挙活動がかなり難航していたことをつづった。アクドアン氏は、党役員との選挙結果の評価会合のためメディアに顔を出す時間を割けなかったが、3度目の当選に喜びを示しつつ票を投じたすべての人に感謝の意を表した。アクドアン氏は首都コペンハーゲンで当選した社会民主党候補者4人のうち、3番目に票を集めた。
■極右派に注意が向けられた
ほかの10人の立候補者は当選を果たせなかった。社会主義人民党所属のオズレム・サラ・チェキチ氏はSNSで以下のように述べた。「私は落選しましたが大切なのはそのことではありません。私にとって大切なのは、フルカン・ヤスミン・ユフスという名の素晴らしい3人の子供たちです。彼らの祖父母はトルコで生まれましたが、私の子供たちはデンマークで生まれました。時に、醜いアヒルの子のような(移民系の)政治家たちは、目の当たりにしてきました。選挙の後に多くの市民グループの間に架けられたが燃え始めました。」極右派のデンマーク国民党が獲得した票に注意を寄せるチェキチ氏はさらにこう語る。「さあ、戦いのときです、協力しましょう」と述べた。
■議会に入れなかった者たち
自由党国会議員のファトマ・イェリズ・オクテム氏もまた、再選を果たせなかった。彼女は立候補地のホーセンスに自由党が十分に浸透していなかったことを主張し、国民もまた、理解を示し、投票所に行き自身に票を投じなかったとし、これが原因で落選したのだと見解を示した。オクテム氏は次回の選挙でより一層の準備を整えると述べている。他の立候補者のうち、オズカン・コチャク氏、オズカン・エキズ氏、セルダール・ベンリ氏、ビラル・イネク チ氏、ハリメ・オウズ氏、エムラフ・トゥンゼル氏、オメル・チフチ氏、ラース・アスラン・ラスムッセン氏らも落選したことが明らかにされた。
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( 翻訳者:進藤鮎花 )
( 記事ID:37907 )