アクサー・モスクの金曜礼拝(AFP)
■ラマダーン月第二週目の金曜日にアクサー・モスクで数千人が礼拝
【エルサレム:SAMA通信】
神聖なるラマダーン月の第二週目の金曜日、アクサー・モスクでは、数十万人のムスリムが礼拝を行った。
アクサー・モスクの管理とエルサレムのワクフ(宗教管財)の責任者であるアッザーム・ハティーブ局長は、エルサレム市民やヨルダン川西岸地区、またイスラーム諸国からなる35万人の礼拝者が、アクサー・モスクでラマダーン月の金曜礼拝を捧げたと説明した。同局長は、アクサー・モスクの警備員やスタッフ、また同モスクを訪れる礼拝者が快適にいられるようサポートしている管理・監視体制の努力を讃えた。そして、全てのパレスチナ人が、エルサレムを訪れ、不便なく、アクサー・モスクで礼拝できるようになることが必要だと強調した。
早朝、夜明けの時刻から、ムスリム礼拝者がアクサー・モスクへ訪れ始め、正午にはピークに達した。モスク内が礼拝者でいっぱいになったため、礼拝者はモスクの廊下や中庭にまで溢れかえった。一方、管理・監視員は、礼拝者が快適に過ごせるため、アクサー・モスクの中庭や廊下、また門で、男女の礼拝場所を区切った。
イスラエル当局は、ガザ地区の人々に対し、エルサレムに入ることとアクサー・モスクで礼拝することを禁じた。同様に、ヨルダン川西岸地区の40歳未満の男性も、アクサー・モスクでの礼拝のためにエルサレムの入り口にある軍の検問所を通過することが禁じられている。
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( 翻訳者:増澤奈央 )
( 記事ID:37918 )