「我が国の軍事機密へのアクセスを許すようなことはない」イラン大統領、記者会見で(1)
2015年06月13日付 Jam-e Jam 紙


【ジャーメ・ジャム・オンライン】

 イラン大統領は自身の記者会見で、

我々が国の軍事機密へのアクセスを許すようなことはない。そればかりか、我々はその他の分野でも進歩を遂げており、それに対して外国人がアクセスする可能性も存在しない。たとえば、我々は化学〔兵器禁止〕条約の一員であり、この条約では一部のアクセスが〔化学兵器禁止機関に〕許可されているが、それでも我々は機密を保持しているのである。

 と強調した。

 ホッジャトルエスラーム・ヴァルモスレミーン〔シーア派位階を表す語〕のロウハニー師はさらに、「これは特に真新しいことではない。現在多くの国々が追加議定書を実行しているところであり、イランもそれを実行することになるだろう」と述べた。

核爆弾に関する嫌疑には根拠がない

 同師は、「この〔5+1との〕合意ならびに追加議定書を実行することで、我々は世界中の人々に対し、イランが核爆弾を保有している、ないしは核爆弾を追求しているという嫌疑には根拠がないということを証明することになるのである」と付け加え、さらに次のように述べた。

2001年以降、現在に至るまで、我が国において保障措置協定を実施してきた国際原子力機関(IAEA)は、核の平和技術からの逸脱を示すようなものを、イランで何ら発見してこなかったということを、ずっと認めてきたのである。

〔‥‥〕

つづく


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( 翻訳者:OS )
( 記事ID:37933 )