トルコ大国民議会総会の第25期第一立法年の開会式において、トルコ語でのスピーチが得意ではない平和民主党(HDP)所属のディヤルバクル選出国会議員のフェレクナス・ウジャ氏が宣誓式でトルコ語の発音に苦労しているようであった。
HDPのディヤルバクル選出国会議員のフェレクナス・ウジャ氏は国会の宣誓式で注目を浴びた一人となった。トルコ語をよく知らないHDP所属のフェレクナス・ウジャ氏は国会でどのように宣誓を行うかが人々の関心を集めた。
宣誓式のために何日もトルコ語の勉強を行ったウジャ氏が依然トルコ語単語の発音に困難を覚えているということが、本日23日の国会で臨時議長を務めたデニズ・バイカル氏に伝えられた。HDPはバイカル氏に、フェレクナス・ウジャ氏が誤った発音をするかも知れないが、理解を示してほしいと求めたことが伝えられた。トルコ語の宣誓文を読んだウジャ氏は発音に苦労していることが見受けられた。
■ザナ氏は宣誓文の「トルコ人」という単語でつっかえた
国会で国会議員らの宣誓が行われた。今日の注目の的となったのはレイラ・ザナ氏であった。HDPのアール選出国会議員である同氏は、1991年に議会でクルド語で宣誓を行おうとしたところ、演壇から降ろされた。ザナ氏は24年後の今日もう一度演壇に登り、トルコ語で宣誓を行った。ザナ国会議員は宣誓文の「トルコ人」という単語のところでつっかえた。
ザナ氏は、1991年11月6日にトルコ大国民議会の第19立法期のために行われた宣誓において、黄色・赤・緑のはちまきをして演壇に登壇した。トルコ語で読み始めた宣誓文を、クルド語での「この宣誓をトルコ人とクルド人の国民の友愛のために行います」という言葉で終えたため、議会では激しい抗議が行われ、ザナ氏は演壇から降ろされた。ザナ氏は24年後の今日トルコ大国民議会で第25期の開会式でもう一度登壇した。今回は宣誓をトルコ語で行った。
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( 翻訳者:松井友紀 )
( 記事ID:37941 )