トルコで住宅取得の外国人13万7千人
2015年06月25日付 Cumhuriyet 紙

トルコの不動産に投資する外国人の数が13万6967人に到達した。

地券・不動産登記総局のデータによれば、トルコ国内にはイギリス人やロシア人などをはじめとする外国人不動産所有者がいる。イギリス人3万6478人、ロシア人1万3590人が不動産を保有しており、ドイツ人1万3192人、ノルウェー人8272人、アイルランド人5945人、デンマーク人5543人、オランダ人5538人、イラク人4803人、ベルギー人4672人、クウェート 人4039人がトルコで不動産を購入した。

不動産購入を考える外国人に最も選ばれるのはアンタルヤだ。5万6600人の外国人がアンタルヤの不動産を所有している。次点人気の都市、ムーラでは外国国籍の土地所有者が2万2892人となった。アイドゥンで2万347人、イスタンブールで1万9217人、メルスィンで4045人、イズミルで3578人 が不動産を購入した。ブルサ、ヤロヴァ、アンカラ、サカルヤのような都市にも外国人の関心が寄せられている。

本社がイギリスにある国際不動産会社スポットブルーの社長であり、トルコ不動産市場に詳しいジュリアン・ウォーカー氏は、トルコの不動産に向けられた外国からの投資について説明した。

ウォーカー氏は外国人がエーゲ海や地中海沿岸部を選択することに触れ、「国によって人気のある場所は異なる。例えばイギリス人には、アルトゥンクム、 スィデ、カルカン、フェティエなどが人気である一方、ドイツ人や北欧の国の人々はよりアランヤやベレキを好む。ボドルム周辺は多国籍だが、最近はロシアの富裕層 の間でブームとなっている」と述べた。

同氏は、彼らは維持費をまかなうため、自分たちが利用しないときには、別荘を貸し出していると話した。

Tweet
シェア


この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る
原文をMHTファイルで見る

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:星井菜月 )
( 記事ID:37962 )