ハータミー師「国会は合意のための6条件を法律に転換すべきだ」
2015年06月13日付 Jam-e Jam 紙
【ジャーメ・ジャム・オンライン】アーヤトッラー・ハータミーは、イマーム〔・ホメイニー〕の一部の側近〔※ラフサンジャーニーをさす〕が師に手紙をしたため、「あなたが生きている間に、アメリカとの問題を解決すべきだ」と進言したことについて証言していることに触れ、「イマームはアメリカとの関係をめぐる問題を解決しなかった。彼は最期まで、アメリカを大悪魔と見なしていた」と強調した。
ファールス通信の報道によると、テヘラン臨時金曜礼拝導師は、イスラーム革命最高指導者が「イマーム〔の言動〕の歪曲」について、イマーム追悼式典で警告を発したことに言及し、「イマームの歪曲は正道の歪曲である。もしこの道から、故意に、あるいは誤って遠ざかるようなことがあれば、我々はしっぺ返しを食らうであろう」と述べた。
テヘラン臨時金曜礼拝導師は続きの中で、「核協議に批判的な人々は、核交渉団も〔イラン〕国民の子であるということを理解すべきだ」と指摘し、次のように述べた。
批判者たちは交渉団〔の国への忠誠心〕に疑問符を投げかけ、裏切りやそれに類したことで彼らを非難すべきではない。彼らは外交の前線にいる戦士たちなのである。この戦士らがこの作戦で成功を収めるよう、全員が協力しなければならない。
アーヤトッラー・ハータミーはさらに、「われわれが国会にお願いしたいのは、我が国民が降伏を受け入れないということを知って、イラン国民の敵がすっかり失望してしまうよう、この件(イスラーム革命最高指導者が考えるところの6つのレッドライン)を法律に変えていただきたい、ということである」と指摘した。
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( 翻訳者:SS )
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