ギリシャとアルバニアの間の係争地域で、石油探索をめぐる対立が勃発した。Greek Reporter紙によれば、ギリシャ政府が二国の国境を形成する係争地エピルスで石油探索を行う予定であることを明らかにしたのち、ギリシャ、アルバニア間で危機が生じた。アルバニア政府が自国領であると主張するこの地域で、石油探索を行うことを決定したギリシャに対し、アルバニア側は抗議を示していることが明らかとなった。
アルバニア側はさらに、ギリシャに対しその地域で行われる石油探索の「作業予定表」を提出するよう求めたとされた。ギリシャはアルバニアを「大アルバニア」計画を遂行しているとして非難したことが分かった。「大アルバニア」計画はギリシャの他にコソヴォ、セルビア、モンテネグロそしてマケドニアの領土の一部を含んでいる。
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( 翻訳者:内山千尋、榎本恵実 )
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