■サラーム首相、ハリーリー氏、ジュンブラート氏、ディリヤーン最高ムフティーがエジプト・クゥエートでの攻撃を非難
【ベイルート:本紙】
レバノンの公的、政治的、精神的指導者らがクウェート、エジプト、チュニジアで起こったテロ攻撃を批判し続ける一方、昨日シナイで、白昼にテロリスト攻撃が行われた。レバノンのタマーム・サラーム首相はシナイでエジプト軍に対して行われた攻撃を非難した。
同首相は声明の中で、「カイロ中心地でのヒシャーム・バラカート検事総長を狙ったテロ行為の翌日、テロの手が、シナイのエジプト軍のもとへ再び伸びた。憎しみに満ちた一連の攻撃には、エジプトの治安を乱し、国内を不安定化させようとする悪の力の執着が見て取れた」と述べた。
また、同首相は以下のように指摘した。「これらの犯行は、ラマダン月の神聖を無視したもので、すべての価値や原則にそむくもので、エジプトに対するテロの目標の大きさを強調した。同国の戦いは過去最大の危機的段階に進展し、テロの発生に対処してそれを排除するためにあらゆる努力を行う必要がある」。
サラーム首相は、「エジプト軍の殉職者」に哀悼の意を表し、「私達は、この悲しみの時に、エジプトとその市民と連帯することを宣言する。そして、指導者、軍、市民がこの試練を乗り越え、エジプトが治安及び市民とすべての同胞のために平安を取り戻すための力を同国の人々が持っていることに、我々は自信を持っていると断言する」と述べた。
(後略)
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( 翻訳者:宮﨑愛 )
( 記事ID:38041 )