■レバノン軍がアルサールへの侵入者5人を殺害、サアディーヤート村の衝突が「対立勢力の対話」に影を落とす
【ベイルート:本紙】
一昨日の夜、レバノン軍は、シリア国境ベカー地方にあるアルサールの丘陵地帯を通って自国に侵入しようとしたシリア人武装兵との衝突を経て、彼らの撃退に成功し、内5人を殺害した。残りの武装兵は、再び丘陵地帯へ撤退した。しかしながら、各種報道は、武装兵がヌスラ戦線のメンバーであり、軍の声明は彼らを武装集団と説明することに満足していると言及した。またレバノン軍は最前線、つまりラアス・バールベック地方とアルカー地方の、隣接する2つの丘陵地帯にある武装兵の拠点を爆撃した。
一方で、レバノンの中道派政治勢力は、ミシェル・アウン将軍が率いる「変革・改革ブロック」の閣僚らが反対する中、今日の昼前に再開される閣僚議会が、軍の新しい司令官の任命と彼への優先権付与をアジェンダに含まない結果に終わることことを期待している。
また、治安情勢には多くの関心が寄せられ、一昨日夜には、ベイルート南部のサアディーヤート村で、ヒズブッラー所属の「抵抗旅団」の武装兵と、部族勢力及び「ムスタクバル潮流」の支持者らの間で、小型機関銃を使った衝突が起こった。
(後略)
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( 翻訳者:松崎萌子 )
( 記事ID:38047 )