サウジアラビア:ジュバイル外相がオバマ大統領と会談
2015年07月18日付 al-Hayat 紙


■サウジアラビア:オバマ大統領とジュバイル外相の会談は安全保障面での協力に集中

【ワシントン:ジョイス・カラム】

サウジアラビアのアーディル・ジュバイル外務大臣は昨日(17日)、バラク・オバマ大統領と会談し、ワシントン訪問を終えた。本紙が知り得たところによれば、会談は一時間以上続いた。

ホワイトハウスのスポークスマンであるジョッシュ・アーネスト氏は、両者が会談で二国間の「強い連携」と「安全保障面での協力の強化」に言及し、また両国の連携は「アメリカの国家安全保障の利益」であることを指摘したと述べた。また、両者はイランとの合意と湾岸の安全保障の必要性についても話題にし、更にイエメン・シリア情勢と「政治的解決に向けた支援の必要性」、「ダーイシュ」[イスラーム国、IS]との戦いについても議論した。

また、ホワイトハウスが昨日発表したところによれば、ジュバイル外相とオバマ大統領の会談はニ聖モスクの守護者であるサルマーン・ビン・アブドゥルアズィーズ国王が火曜(14日)のオバマ大統領との電話会談の中で直接要請したことから実現した。これら二つの会談は、イランとの合意と「ダーイシュ」に対する戦闘、イエメンとシリアの人道的危機について話し合われた。

アーネスト氏は湾岸諸国の指導者たちとの「キャンプ・デービッド」サミットでの対話に基づく両国の安全保障面での協力とその強化の重要性を強調した。そして、このことはアシュトン・カーター米国防相の来週のリヤド訪問でも話し合われるだろうと明らかにした。ホワイトハウスは、湾岸諸国とアメリカとの連携はアメリカの国家安全保障の利益であり、これを「強化」するつもりであると述べた。

ジュバイル外務大臣は上院の外交委員会のメンバーとも一時間半会談し、シリア・イラク情勢、イランとの合意について議論した。

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( 翻訳者:平岩里佳子 )
( 記事ID:38202 )