建設費10億ユーロのスペインの空港、1万ユーロで売却
2015年07月19日付 Radikal 紙
スペインの住宅バブル最盛期に10億ユーロの建設費をかけて建てられた空港だが、不況による運営会社倒産を受け資産オークションに出されたところ、1万ユーロで買い手がついた。
落札に手を上げたのは、ある海外投資家グループ一つのみで、空港は建設費用の10万分の1という低価格で売却された。落札した海外投資家グループには中国人の名前もみられる。
この中国の投資グループ 「Tzaneen インターナショナル」は、同空港を中国企業の欧州の玄関口として使用したいとの考えを示した。空港の売却手続きはまだ完了していないが、ほかの入札オファーも期待できない。
売却されたシウダー・レアル空港はマドリードから235キロメートル離れた場所に位置し、かつてはマドリード=バラハス空港の代替発着地として捉えられていた。
この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る
原文をMHTファイルで見る
( 翻訳者:原田星来 )
( 記事ID:38205 )